頸部聴診法


嚥下病態を判断するための頸部聴診法

頸部聴診法は、食物を嚥下する際の嚥下音や嚥下前後の呼吸音を聴取し、嚥下障害を評価する方法で、嚥下造影検査(VF)や嚥下内視鏡検査(VEのような詳細な評価法ではありませんが、日常の臨床の場で簡便に実施できる方法であり評価の効率(情報の質と量/テストに要するエネルギー)という面からも推奨できます。

聴診器を用いて評価を行いますがここでは“咽喉マイク”と“拡声器”を使った評価方法を紹介します。(購入方法は下に記載しております)聴診器を使うと固定のために片手を取られてしまいますので喉頭の触診や食事介助の時に困りますがマイクと拡声器を使用すると両手がフリーとなりこの問題が解決されます。また、複数の検査者で同時に判定したり嚥下音や呼吸音を患者さんに聞いてもらうことでバイオフィードバック法としても
利用できます。



健常者の頸部聴診音

@聴診を開始するとまず、呼吸音が聴取されます。
A咀嚼の必要な食物を入れると歯の噛み合わせ音、咀嚼音が聞こえます。
B嚥下の指示を行うと通常は1〜2秒で力強い嚥下音が聴取されます。
C嚥下音は概ね1秒以内に終了します。(嚥下中は呼吸が停止します)

              

評価基準の詳細は「頸部聴診法の実際と病態別摂食・嚥下リハビリテーション
(日総研出版:2009年6月刊行)をご覧ください。


咽喉マイクと拡声器の購入方法

頸部聴診を行う時に非常に便利な咽喉マイクと拡声器を当研究会のHPから特別価格で購入出来ます。
咽喉マイクは(有)南豆無線電機さん、拡声器は(株)ベストバリューさんの協賛により特別価格で購入することが出来ます。下のボタンをクリックするとそれぞれのオーダーフォームが開きます。

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